ワーキングホリデーの期間の延長は出来ますか?

ワーホリの期間が自分には短い。
もっとこの国でワーホリを続けたいから期間を延長したい。

そう思う人も多いと思います。
今回は、ワーホリの期間延長ができる国について解説していきます。

日本がワーホリの協定を結んでいる国では基本どの国も期間は1年です。

例外はチリ、イギリス、台湾です。
チリとイギリスは、初めから2年間の滞在が可能です。

台湾は360日滞在が可能です。
しかし、台湾のワーホリビザは180日が経つと一度ビザの期限が切れることに注意をして下さい。

滞在期間日の15日前から居住地域の移民署サービスステーションで、
手続きが可能になります。更新の手続きを終えると、
新たに最大180日間の滞在が可能になります。

そして、ビザに関して気をつけてほしことは、
ワーホリビザの期間がスタートするのは、入国してからという事です。

よく間違われるのが、ワーホリビザが発給されてからスタートするという間違いです。

国ごとにワーホリでの渡航可能期間があり、
ビザに関しては変更がある国もあるので、
取得した際はしっかりと確認しましょう。

そして、ワーホリには現在二カ国のみ、
条件付きですが、期間延長出来る国があります。
それは、オーストラリアとニュージーランドです。

これから、最大期間と期間延長の条件について解説していきます。

まずオーストラリアの最大期間は現在で、3年間まで滞在が可能です。

まずは、2年間ワーホリができる、
セカンドワーキングホリデーについて解説します。

セカンドワーキングホリデーとは、簡単に言うと
3ヶ月の季節労働をすること条件に
1年間のワーキングホリデー延長を認めるという制度です。

オーストラリアのセカンドワーキングホリデーの制限は1年目と同じです。

最大4ヶ月の就学、同一雇用主のもとでは、
最大6ヶ月の就労という制限です。
セカンドワーキングホリデーで再び学校に通えます。

オーストラリアでセカンドワーホリを取得するには、
政府に指定された地域および、

仕事で3ヶ月間(88日間)働かなければなりません。
他に雇用証明書と給与明細と口座取引証明書が必要です。

それ以外の条件は、1年目の条件と同じです。

ちなみに1年目のワーホリビザ取得条件は、

・オーストラリアのワーホリ協定国の国民で、
扶養する子供のいない18歳〜30歳までの者。

・滞在費用として、A$5000以上を資金とする者。

・過去にワーホリビザ取得者として、
オーストラリアに入国した事がない者。
(2年目、3年目専用ビザ取得者は良い)

オーストラリアのセカンドワーキングホリデービザ申請は、
オーストラリア国内と日本、どちらからでも申請可能です。

オンラインと郵送、どちらでも出来ますが、
今はオンラインが主流になっています。
申請には440オーストラリアドル(約38,000円)が必要です。

セカンドワーホリの滞在許可期間は、
オーストラリア国内で申請した場合は、
初めに入国した日から2年間の滞在。

オーストラリア国外で申請した場合は、
セカンドワーホリビザを利用して入国した日から1年間となります。

次に3年間ワーホリが出来る、
サードワーキングホリデーについて解説します。

条件は、セカンドワーキングホリデーで滞在している時に、
季節労働に6ヶ月間従事することで、
サードワーキングホリデーの申請資格が得られます。

サードワーキングホリデーの申請開始は、
2019年7月~となるので、現在すでに条件を満たす人でも、
まだ申請ができる状態ではありません。

あとの条件は、1年目のワーホリビザの条件と同じです。

次にニュージーランドについて解説します。

ニュージーランドのワーホリは現在、
最大1年3ヶ月となっています。

その期間延長の条件は、
オーストラリア同様、ファームでのアルバイト経験が
3ヶ月以上した人となります。

雇用証明書や給料明細、銀行の残高証明などを用意し、
ニュージーランド国内にある移民局から申請することで、
ワーホリの期間が3ヶ月延長となります。

残りの条件は、1年目と同じで、
日本国籍を持つ18歳〜30歳までの者。

子供同伴は不可。

健康かつ犯罪歴がない者。

滞在費N$4200の資金を持つ者。

ニュージーランドにワーホリで来た事がない者。

これらが条件となります。

注意点は、ワーホリ延長で滞在期間が延びれば、
保険も延長しなければならない事です。

また、初めからワーホリ延長を考えている人ように、
2年間契約で割引が適用されるプランもあります。

ここで期間延長について感じるのは、
ワーホリの期間延長をする際、条件を満たすために
ファームで働く時間が、もったいないという事です。

セカンド、サードワーホリをするとファームで、
長い時間過ごす事になり自分のしたい事が出来なくなります。

それならば、違う国にワーホリに行き、
違う経験をするという方法も良いと思います。

僕の場合は、高校を卒業してからの4年間の中で、
2カ国以上のワーホリを経験しその期間でビジネスを始め、
帰国してからも新規ビジネスを立ち上げていきます。

そして、海外にも自分のビジネスを広げるために海外に拠点を作ります。

そのためには、複数の国に行き、
拠点を作るのにふさわしい国かを確認する必要があります。

だから1カ国に何年も滞在する事にこだわらずに、
出来るだけたくさんの国に行くことにします。


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